「赤玉」というのはサントリーの超元祖の鳥井さんが開発したワインに甘味料や着色料をぶちこんだ合成ワインをベースにしており、日本の洋酒文化の元祖ここにありという感じがあるのですが、本品はその赤玉を炭酸で割っただけ。いや、軽くレモンも加えられてるとかなんとか?(でも果汁の表記はみられないしなあ、、輸入果汁とは買いてありますが…)
面白い事に?甘味果実酒 発泡性①と書いてあります。これはまあなんというか実にきわどいブツで、赤玉がそれ自体ワインとありますがまあほとんどワインみはなさそうです。すげえ甘いし。(もともとワインを日本に持ち込んだら口に合わなかったのを甘く仕上げたんだって。多分渋すぎたんでしょうな)
赤玉ポートワインって名前で売ってたやつを「それポートワインじゃねえから」っていって本家のポートワインに怒られてスイートワイン
に改称したりしながら100年以上の歴史を誇っているのが赤玉です。今後も売られ続けるに違いない予感がします。
なお、赤玉パンチの素とかいって赤玉をペットボトルでドッサリ売ってたりしたのも見ました。
合成酒というのは割と世界的にはメジャーなブツで、まともな酒を買えない層(だけど酔いたい)っていうのはどこにもいるようでして、「Night Train Express(Guns n rosesの曲のネタにもなったやつ)」(Flavored fortified wine)とか、普通のワインと偽装しているにもかかわらず実は合成ワインだったりとか、は結構あるようです。まあなんというかちゃんと偽装してますと言うタイプはまだまともなんですがブランドを偽ってくるタイプもあるとかないとか。
これは、ちゃんとスイートワインとかいって売ってるので、そういう意味でまあアリなんだと思うんすけど原材料表記は相変わらず適当だよなあと思ったりしました。
味は普通に赤玉の炭酸割り意外の感想がないのでついつい余談の方向に遠回りしてしまいました。