今日のザケ

タカラcanチューハイ レモン

タカラcanチューハイ レモン

ラベルにもあるけど、1984年登場だという。スーパードライが1987年で、丁度バブル期の辺によく売れていたものであり、この製品も今の100円台の安いものに比べると結構高いブツなのであった(200円は超える)。 というのと、やはりこの年代は銀銀のパッケージが流行っていたのかなというのもあり、これとスーパードライはその辺の時代の生き証人的な所もあるように思える。

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宝酒造はLemon Sour Squadタカラ焼酎ハイボールも出しておりこの分野の先駆けとして商品開発に余念がないようだ(一覧はこちら)

さてまず、ベースが頑なに甲類焼酎であり謎のウオッカとかではない。果汁はたったの 3.3% ではあるものの、それでいてなかなかの果汁感、そしてアルコールは8% となかなか高い。いわゆるストロング系と1%しか変わらないのであった。 この時代は缶で飲む酒といったらビールと決まっている中での穴を開けてきた商品というのもあって自販機でもビールばっかりの中にポツンとこれがあったものなのであった(今は酒自販機もかなり減りました)

味としてはもう長年飲まれているものだし、今日日ハっとさせる要素はないものの一つのレモンチューハイの完成系としてこれは君臨し続けるんだろう。逆に言えば新たに埋み出されるレモン系の商品は、この味に近付けようとするか、もしくは離そうとするか、値段を安くするかしないか、いろいろ誕生しては消えていくというのを続けていくんだろうけど、やはり王道というのは滅びないもんだよなあという味でした。

とびっきり旨いもんじゃないんだろうし今から見れば高い製品だけど、この完成度に到達できる酒が今のところ無い、唯一無二のものなんだろうなあという感じはありますね。

究極の普通の酒だね。

にしても

中身変わってないんだろうけど、酒税法はパンパン変わっていくので酒類の表記も時代ごとで変わっていくんでしょうねえ。。。今はリキュール発泡性とかだけども。なおかつては250cc缶限定でした。