今日の海鮮

アカガイ

アカガイ

三河産の赤貝がここ最近は安く手に入るンゴ。これは1つ100円くらいだと思う。ここまで値段が下がると韓国産の赤貝はちょっと用無しなのかなあとか、まあいいや、たまには捌いていく過程を。

002

赤貝の殻はやわらかいから包丁の背で簡単に叩き割る事が可能。殻を盛り付けに使わない場合で、開きが甘いなどいう場合は叩き割る方法が簡単ですね。これは小振りだけど大型ならもう割っちゃった方が早いと思われる。ただし、この場合、見ての通り貝殻が粉砕されるので、これが口の中に入らないよう懇切丁寧に処理する必要アリ。

003

口がちょっと開いている場合はここから拗こんで取ってもいい。包丁よりはスプーンあたりで貝柱を切断する。貝柱を切断しないと身がボソッと崩れちゃうかもしれない。こうなると結構台無しですな。

004

向き身。ご覧のように大抵強烈に砂を溜めこんでいる事が多い。これは簡単に流水で処理できる。モノによっては強烈に赤く染まるかもしれないけど、市場で流れているのではあまりそこまでなるものは見ない。

005

006

本体をひきはがします。包丁をたてて引きちぎればok。

007

開く。完成系をイメージするとすぐわかると思うけど、角の立ってる所を残すように開き切るぞい。真っ二つにするでなく角の部分を残すように切ると。

ただ、でかいタマだとまっぷたつにしてもいいかもしれない。握りで使うなら残しておかないと辛いっすよ。

008

このようになる。なんか黒黒しくてキモい絵だが、実際この黒い所は基本生で食べない。これを丁寧に包丁で落とす。

009

貝紐は手で取ってもいい。結局↑のように

  1. 本体(ダマ)
  2. 貝紐
  3. 内蔵(黒いやつ)

の3点が残ると思う。ここで 内蔵は基本生で食わない 。なんかよくわからんけど赤貝の内蔵はあまり生で食うイメージがないというか、結構辛い。ホタテのウロもあまり食わないようなもんで捨てられる事が多いけど醤油みりん酒で煮たててうまい。貝毒が溜るのもここだけど貝毒に関しては加熱しても意味ないんで毒化している時期は基本出荷されません。

ま、何にせよちょっと違うジャンルのものと思っておいてもいいでしょう。

010

小さいので握りにしたら軽くおさまりました。にしても相変わらず雑な感じがします。