今日のザケ

焼酎ハイボール 強烈サイダー

焼酎ハイボール 強烈サイダー

強烈サイダー

このブツを酒ヲタっぽく考える時にチューハイとは何ぞやみたいな所まで堕ちてしまうんですが、ただ、語源としては間違いなく「焼酎+ハイボール」でしょう。で、「ハイボール」とは、ウイスキーの炭酸水割りという事でこれは明治ごろにはある程度定着していたという説があり、ん、(ちなみに炭酸水ってのを日本で開発したのはウィルキンソンだという)まあとにかくハイボールの焼酎版が焼酎ハイボールでこれがチューハイに進化したのであったのでした。

焼酎ハイボールという意味では甲類焼酎(時にヤバ系アルコールもあっただろう)にソーダを混ぜ、それにウイスキー状になるように着色したパチモノだったりする事もあるんですが(今でも東京では飲まれている、「ボール」という名前で提供されているブツに近いでしょうか?押忍)、宝酒造はこの焼酎に拘ってタカラcanチューハイ レモンを作り出し今でもロングセラーで不動のプレミアム感のあるチューハイの地位を確立しているわけだが、なげえか、、、

ツイッターでさらっと読めるこの時期にこんな前置きの長いブログか、、やれやれ、まあその宝酒造の出すチューハイなのでしっかり「焼酎」に拘りがみられる一品です。

なげえ前置きはいい

香りはテラサイダー、しかし飲んでみるとこれが実にドライであり、甘いサイダーを想像していると全然違うので驚きます。また、↑でながったらしく書いた、その甲類焼酎へのこだわりなんかも出てるのかわからないが、とにかく硬派な味でした。

このシリーズは割といろいろなフレーバーが出ているんだが、どれも外さない、そして安い(重要)。甘くて飲みやすい体に振られているブツはほとんど無いと思われます。タカラcanチューハイだってあれ、何が飲みやすいんだろうっていう中で、しかもある程度の値段がする中で今の今まで生き残ってる商品なので、わかる奴にはわかる、わからん奴は別にいいかっていうノリでやってきてるんでしょうけど、それはそれで維持できているのが凄い。

というわけで甘いのは勘弁って感じで飲むならこれ。名古屋の居酒屋でも似たような缶じゃない「大人のサイダー」ってのを出す所がありました。まだあるのかな?今度行ったらまた書こうかな〜。

うんちくもう1つ

ついでだけど、「サイダー」は完璧に和製英語であり、歴史的経緯で日本では「シードル(仏語)」の英語読みが何となく広まっちゃったという感じですかね。なのでサイダーという味付き炭酸水は海外では存在しません。